近頃の木造住宅は、プレカット工場で木材を加工して、現場へ直接搬入します。大工はそれらを組み立てるだけ。内装材も建材メーカーの出来上がり品をはめ込むだけ。確かに速く、正確?かもしれませんが、そのような建物に心がこもった仕事ができるでしょうか。わが社では墨付け、キザミを自前で行い、確かな技術で既製品住宅には出来ないオリジナル住宅を造りたいと思っています。

 しかし、全て手キザミという訳ではありません。木工加工機を有効に使い、肝心なところは、正確に仕上げています。

一本一本を適材適所で、吟味し振り分け、時には丸太を加工して迫力ある空間を演出したり、また、桧の一枚板で、階段を造作ということもできます。 

このページでは、弊社の木工機械や道具を紹介したいと思います。

2面カンナ.jpeg

機能:柱、土台等角材の側面を1回で直角にします。

また、少し曲がった材料をまっすぐにします。

刃が下と横に付いていて同時に2面削れます。

最近は「モルダー」(後で紹介します)の影響で

出番が 少なくなっています。

自動.jpeg

木材の厚さを揃えます。(分決め・ぶぎめ)

直角2面カンナで削った後(木取り・きどり)、

この機械を2回通すことで、

4角とも直角になります。

この機械も長老です。

モルダー.jpeg

4面加工機です。なんとドイツ製、頑丈です。

土台・柱など木材を写真手前の台から入れると、下・縦奥・縦手前・上の順で木材の面を削っていきます。

一回の作業で、決まった寸法に材料が仕上がります。

この機械のおかげで、木取り作業時間が短縮され、前記、自動カンナ、2面カンナの出番がグッとへりました。

工務店一番の働き手でしょうか。まだ現役バリバリのお兄ちゃんです

この機械が自社加工の最初の仕事を受け持ちます。墨付け前の作業になります。

ミニプレカット.jpeg

『継手』『仕口』加工機です。 

手刻みよりも早く、正確に出来るため

重宝しています。

当社は自社加工をしているので、

丸太以外の木と木の組み合わせの部分は、 

この機械で加工します。

超仕上げ.jpeg

仕上げのカンナ掛け機械です。

手前から材木を入れて、自動で戻ってきます。

行きと帰りと違う刃で削ります。

案外頭いいです。

当社では、無垢の木材を使用する事が多いので、

熟練した職人が少なくなった今、とても頼りにしています。

穴掘り.jpeg

柱につけたほぞを差し込むため、

土台、桁等にほぞ穴を掘ります。

以前の機械は、手動で角のみを上下させていたのですが、この機械は、油圧で動きます。

慣れると結構早く穴が掘れます。

帯のこ.jpeg

バンドソーとも言います。

帯状になった刃を回転させて、

木材を製材していきます。

木材の寸法が特殊な場合や、

板状にする時などに使います。

端材を薪にするときも使います。

ただいま羽生でランキング2位8サイトしかないけど。  

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