水廻りのリフォーム
水廻りのリフォームは生活していながらの中、工事を進めるので、お客様との打合せを充分にし、なるべく負担のないように心がけています。
今までの生活の中、何が不便なのか、どのようにしたいのか、
細かく打合せをしていきます。
ただ新しいものに取り替えるだけのリフォームではなく、
本当に使いやすくする為のリフォームを心がけ、プランを提案していきます。


流し台側奥の、今まで使われなかった土間付勝手口をふさぎ、外からの物入として使います。この場所に冷蔵庫を置きます。


浴室は、0,75坪を1坪に広げます。
外に広げるのでなく、内部の間取り変更で対応しました。
太陽光温水器はそのまま利用しますので、蛇口を追加します。
ユニットバスでも対応できます。


洗面脱衣所は、隣り合った納戸と合わせ一部屋にして、広くできました。
入り口も変更しました。 天井には杉の羽目板張りです。


階段下の収納スペースも使いやすく。

解体途中

造り付けの食器棚を取り外し、奥の物入も解体します。
L字型に配置されていたのと、物入の奥行きが深いこともあり、使い勝手は悪かったようです。そこで、物入もDKの一部として広げ、新しい食器棚を取り付けます。構造上問題ないことを確認して柱も移動します。

吊戸棚は電動で降りてくる
タイプで、
利用しやすくなっています。
流し台が食器棚側にずれる事で、
レンジ台、冷蔵庫を置くスペースが出来ました。
今工事では、間取りの変更がありました。
平面図での計画や現場での構造を確認しながら、
プランの提案が出来て良かったと思います。
一級建築士大工 木村勝行