和室真壁(左官壁)からビニールクロス張りへ
施 工 中

左官壁の上に厚さ5.5mmラワン合板を
直接張っていきます。
大壁式にする場合は、左官壁に間柱を入れ
合板や石膏ボードを張ります。
大壁式の場合、窓廻りの見切り、壁の不陸
調整があり、工期、工費がプラスになります。

ビニールクロス張り 途中
合板に白く見えるのは、パテです。
先に、塗装工事が入ります。
柱、鴨居はペンキ塗り仕上げです。
アフター

今までの黒ずんだ汚れ、剥がれが無くなり、
見違えるようにきれいになりました。
≪塗りかべの気持ち≫
現在の左官壁の主な種類は、珪藻土、しっくい、砂などがあります。
もちろん、自然素材、エコ材料です。
特に、珪藻土は、吸・放湿性にすぐれ、結露対策にはもってこいの材料です。
ということは、カビやダニの抑制効果もバッチリです。
他に、断熱効果、吸着・消臭効果、吸音性・遮音性、防火性にも優れています。
こんなにいいことづくめの素材なのに、あまり普及していないのは残念!
和室に限らず、無垢材の腰壁と組合わせて、おしゃれなリビングを演出したり、
ぜん息やアレルギーをお持ちのお子様の部屋に使うのは、いかがでしょうか。
確かに、工期、工費がビニールクロス張りよりかかります。
ただ、こだわりの部屋を持つのも、住まいづくりの楽しさではないでしょうか。
間取りだけでなく、素材にもこだわって、いい家をつくりましょう。